母乳外来
母乳育児、、、
どんなイメージがありますか?
昔と違って、授乳室が至る所に設置され、授乳用ケープなど便利なものがどんどん増えて、
授乳しているお母さんと赤ちゃんの姿を間近で見ることはほとんどなくなりましたよね。
安心して授乳できる環境が整ってきた分、身近に赤ちゃんのいないプレママさんにとって、授乳は全く未知の世界。
インターネットや育児書にも、色々なことが書かれているけど、ピンとこない方も少なくないのでは?
母乳育児がいいこといっぱいなのはわかるけど、産後新生児を抱っこするのも初めてのお母さんにとって、授乳は想像以上に大変なことのようです。
入院中は産後の劇的なホルモンの変化で、おっぱいの張りも強いし、その割に思うように母乳は出始めてくれないし、赤ちゃんは泣くけど上手に吸ってくれない、、、
そんな感じで退院日を迎えるお母さんも、いらっしゃいます。
私も助産師ですが、自分の母乳育児は、夜中に泣いたこともありました。
初めて娘を産んだとき、妊娠中もしっかり乳頭マッサージで準備して、おっぱいは上手に吸い付いてくれましたが、入院中思うように母乳は出ませんでした。
産後4日目、夜中にこっそり母測(授乳前と授乳後の体重測定してどのくらい母乳を飲めたか測る)してみたら、娘の体重ー2g。
物凄くショックでした。
産後、毎日10回以上授乳してきたのに、体重増えるどころか授乳して減ってる、、、。
1人暗い部屋で、シクシク泣きました。
退院後、びっくりするほど母乳が出るようになり、母乳の分泌時期には、個人差があるもんだなあと、つくづく実感。
下の双子を産んだときも、やっぱり母乳分泌はスロースターター。
入院中は、片方授乳、2人同時授乳を繰り返し、ほとんど寝れず。
不眠不休で母乳が滲むくらいしか出ないおっぱいを吸わせ続け、やっぱり泣きました。
その時入院先の助産師さんから、頑張りすぎなくていいと、ミルク持参で声かけてもらった時には大洪水。
退院後、2週間健診で2人とも順調に体重が増えていて、嬉しくて安堵したことを今でもよく覚えています。
そのことからも、母乳育児は、退院後も継続してサポートが必要だなって、改めて学びました。
ここまで読まれると、母乳育児の大変さばっかり伝わって、躊躇した方もいるかもしれません。
母乳育児は最初の大変な時をうまく乗り越えられたら、その後の育児はうんと楽になります。
赤ちゃんを連れてのお出かけは、おむつ、おしりふき、おむつ替えシート、タオル、お着替え数セット、使用済みおむつ、お気に入りのおもちゃ、抱っこ紐、自分の荷物、が最低限必要です。
これらに、ミルクセット(粉ミルク・哺乳瓶セット・水筒にお湯)× 必要回数分 が加わると、とんでもなく大荷物です。
大きなバッグを抱えて、赤ちゃんを抱っこするようになります。
お出かけは大切な気分転換なので、荷物が少なく済むことは、母乳育児の大きなメリットの一つです。
その他にも、母乳育児のいいところはたくさんあります。
最後に画像で紹介しますね。
甘酸っぱいいい匂いのする我が子を抱っこして、自分のおっぱいに無心で吸い付いてくれる姿は、何にも変えがたい産後育児の幸せな時間です。
自分が作り出す母乳を飲んで、大きく成長する我が子を抱きしめる時、喜びでいっぱいになります。
そんな母乳育児を、笑顔で続けられるようなサポートをいたします。
乳腺炎などのトラブルはもちろん、妊娠中〜卒乳までご相談いただけます。
料金:初回 3500円
リピート 3000円
断乳コース(乳房診察+セルフケアレクチャー + 後日アフターケア)5000円
出張母乳外来(四国中央市内) 4000円
出張料金込みですので、2回目以降も出張母乳外来に関しては料金一律です。
産後1ヶ月以内など、自分で運転できないけど、授乳がうまくいかないなど、
お困りの際は、気軽に出張対応いたします。